企画長インタビュー 橋本和樹さん

担当企画:サウンドトラックが紡ぐ世界

企画長:橋本和樹さん(政治・3年) 広報担当兼任

輔仁会雑誌249号の発行を記念して、雑誌の各企画の責任者である企画長へのインタビューを実施しました。こちらでは、「サウンドトラックが紡ぐ世界」の企画長のインタビューをご紹介します!

企画の概要を教えてください。

 ドラマや映画などで流されるサウンドトラックという音楽について特集しています。今回の記事では、音楽家の佐藤直紀さんとフランス語圏文化学科の須藤健太郎先生に取材をさせていただきました。佐藤さんには、サウンドトラックがどのようにつくられているのかやその苦労についてお伺いさせていただきました。須藤先生には、映画批評というご専門の観点から、劇伴音楽の歴史や魅力について教えていただきました。

この企画を企画したきっかけや思いを教えてください。

 大きく分けて二つの思いがあります。一つ目は、自分の好きなことを取材したいという思いです。自分は、3年生なので今回が企画書を出せる最後のチャンスでした。輔仁会雑誌の編集委員は、自分で取材を行えることが最大の魅力なので、自分が好きなものということに拘りました。もともと、ドラマを観ることが好きで、その世界観を味わえるサウンドトラックにも興味を持っていました。特に今回取材させていただいた佐藤さんの音楽は、どの作品でもその世界観にあっていてとても好きでした。

 二つ目は、あまりみたことのない企画を作りたいという思いです。今回の雑誌のテーマは、「生活を豊かにする+α」というものでエンタメをヒントにしてほしいと編集長に言われました。エンタメを特集する方法はたくさんありますが、どこがで見たと思われるような企画ではなく、「あんまり聞いたことない、よく知らない」と思ってもらえるような企画を作りたいと思いました。

 この二つの思いが結びついて、サウンドトラックの企画が誕生しました。

企画長自身のキャラクターについてどう思いますか?

(企画長のキャラクターとは?・・・今回の雑誌では、目次及び扉のページに各企画長をイメージしたキャラクターが掲載されています!)

 正直、自分自身ではどれが自分のキャラクターなのかわかりませんでした。でも、編集委員のみんなが「絶対これやん」とすぐに私のキャラクターを指さしていたという話を聞いて、ちょっとびっくりしました。他の人からみて、似ているということは、私のイメージに合わせてデザインしていただいということだと思うので、感謝しています!

企画での楽しかったことや思い出について教えてください。

 企画メンバー全員で、佐藤直紀さんに取材に伺えたことですね。雑誌はページ数が限られているので、本当は載せたい内容がもっとたくさんありました。ページの都合でカットせざるを得なかった部分にも、使いたいと思うエピソードがたくさんあったんです!佐藤さんに、長時間取材に応じていただいたからこそのことですので、本当に感謝しています。取材の後にみんなでカレーを食べたのも思い出の一つですかね!

企画のアピールポイントをPRしてください。

 俳優さんや作品の監督と違って、サウンドトラックを制作している方のインタビューを読むことができる場所はあまり多くありません。ですので、まずはインタビュー記事を読んでいただいて、どういう思いや過程を経て音楽が誕生しているのかを知っていただきたいです。そして、自分が過去に見たドラマや映画の作品のサウンドトラックを調べてみてください!違った視点から作品を楽しめると思います!

 あと、この企画のことでなくて恐縮ですが、今回、広報担当としてインタビューのHP掲載を担当しました。どの企画長のインタビューも個性があって、私も初めて知る各企画への思いが溢れています。ぜひ、このインタビュー記事だけでなく、他のインタビュー記事も読んでいただきたいです!編集長のインタビューは、さすが編集長という感じで文才にあふれているので、個人的におすすめです!