編集長インタビュー 有本涼さん

249号・編集長

有本涼さん(哲・3年)

輔仁会雑誌・249号の発行を記念して、雑誌に携わった編集委員にインタビューを行いました!

こちらでは、249号の編集長である有本涼さんのインタビューをご紹介します!

この編集委員会に入ったきっかけはなんですか?

 きっかけは「何か大学生っぽいことをしたいな」という気持ちだと思います。私は入学式の日に配られた、サークルや委員会の大量のチラシを自宅のソファーで選別したことをよく覚えています。「これはなし」「これは気になるかも」と候補を絞り込んでいく中で、最後まで残ったのが、「輔仁会雑誌編集委員会」のチラシ。直感的に「あ!これはそれっぽい!」と。もう一つは、もともと私は雑誌や漫画、書籍といったあらゆる出版物が大好きで、いつか自分の手で作ることができたら最高だろうという思いを抱いていました。この二つの思いが、この編集委員会にピタリとはまり、新歓最後の日に南1号館207に足を運びました。

編集長を引き受けたきっかけはなんですか?

 私が編集長を引き受けたきっかけは、編集活動の楽しさと難しさを一年生の頃に知ったことだと思います。一年生の頃から、先輩たちの編集活動の様子を近くで見させていただいていました。雑誌完成までのプロセスを近くで見ることで、編集の醍醐味はもちろん、企画をまとめることの苦労も肌で感じることができました。その経験から、自分も編集委員会のメンバーと共に大変なことも乗り越えて、より良い雑誌を作りたいという気持ちが生まれました。

1年間、編集長をやっていて編集委員のみなさんの姿をどのように見ていましたか?

 編集長としての私の願いは「みんなに楽しく活動してほしい」でした。編集委員のみんながなるべく嫌な思いをせず、楽しく活動できることを願っていました。みんな楽しく活動できましたかね。どうだったか教えてもらえると嬉しいです。

 編集委員のみんなには、いつも「ありがとう」という気持ちでした。特に企画長さんたちには感謝と尊敬の思いでいっぱいでした。取材や原稿制作、先方との連絡など、大変なことが多い中で、最後まで素敵な企画を作り上げてくれて、本当にありがとうございました。みんなに楽しく活動してほしいと願っていましたが、みんなのおかげで、私が一番楽しく、幸せに活動させてもらったと思っています。

編集長としてやりがいを感じたところはどんなところですか?

 自分の考えや想いが形になっていくところですかね。私が想いを込めた「+α」というテーマを委員のみんながそれぞれの解釈をして、企画を立て、それが誌面になっていく。なにもなかったところから雑誌ができることはとても嬉しかったですし、やりがいを感じました。みんなの活動を編集長として見守れたことも嬉しかったです。

編集長で大変だと感じたのはどんなところですか?

 大変だったこと…。なんでしょうか。スケジュールの管理や各企画の状況の把握でしょうか。締め切りがある活動なので、そこに間に合わせるための活動スケジュールの管理、進行はミスが無いように気を付けていました。各企画の状況把握も同じ理由ですね。状況を知ることで、私になにかできることはないかと考えるきっかけにもなりました。

編集長にとって、この委員会はどのような場所ですか?

 私にとって輔仁会雑誌編集委員会は、ワクワクとドキドキをくれる場所です。夢のような経験を沢山することができました。幼いころから憧れていた場所に行くことができたり、大好きな作品の脚本家の方にお話しを聴くことができたり。本当にこの委員会に入ることができて幸せでした。ここを見つけた大学一年生の私を褒めてあげたいです!

編集長自身のキャラクターについてどう思いますか?

(企画長のキャラクターとは?・・・今回の雑誌では、目次及び扉のページに各企画長をイメージしたキャラクターが掲載されています!)

 眼鏡をはめたリスの女の子。すごく可愛いなと思っています。描いてくれた私の友人はとてもやさしい子なので、かなり気をつかって生み出してくれたのかなと。ありがとう‼

編集長自身の将来のビジョンを教えてください!

 ここで自分の将来についてお話しするのは、少し恥ずかしいですね。自分自身が楽しいな、幸せだなと思う生活ができていればいいな。せっかくこの質問をもらったので、私の夢を一つ、「輔仁会雑誌の卒業生インタビューを受けたい!」。インタビューを依頼してもらえるような人になりたいなと思っています。

輔仁会雑誌の次の世代に、どんな期待を寄せますか?

 私の期待は、ただ一つ。長い歴史を持つ「輔仁会雑誌」を次の世代、そしてさらにその次の世代へと、永続的に引き継いでいってほしいということです。

 雑誌を存続させる秘訣は、自分たち自身が活動を楽しむことに尽きると思っています。その熱意と楽しさが誌面に自然と表れれば、それは必ず読者にも伝わり、その方たちもまた雑誌を読むことを楽しんでくれるでしょう。

 この「楽しさの連鎖」こそが、雑誌を次へとつなぐ原動力になります。この繰り返しによって、輔仁会雑誌の伝統を守り、発展させていってくれることを心から願っています。